トップページ > 霰粒腫・麦粒腫
一般的に目に出来る“めばちこや”や“ものもらい”というものは、霰粒腫(さんりゅうしゅ)と麦粒腫(ばくりゅうしゅ)の総称として認識されていますが、全く違うものです。特に霰粒腫は外科的に摘出することが多く、形成外科でまぶたの形態を損なわないように治療します。
霰粒腫は脂腺にできる慢性の肉芽腫です。麦粒腫には痛みがあるのに対し、霰粒腫は痛みがなく、まぶたに腫瘤を触れます。また年配の方には悪性の腺癌も同様の症状を認めますので、病理組織で確認する場合もあります。
治療方法
基本的に切開による肉芽腫の摘出です。ポイントは大きくならないうちに治療することです。治療法は、医師とのカウンセリングにより決定します。それぞれの状態に合った施術を行います。
※治療は保険診療で行っております。詳しくはお問合せください。

肉芽腫を摘出
症例写真
■症例1:右霰粒腫
施術前
施術後(1ヵ月半経過)
■症例2:左霰粒腫
施術前
施術後(1ヵ月半経過)
リスク・副作用・合併症
内出血、腫脹、再発、傷のし開(しかい;傷が開く)、大きさ、生じる部位によって眼瞼の形態変形、上眼瞼であれば重瞼ラインの変形、角膜炎、睫毛の消失、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。
麦粒腫にはまつ毛の付け根に起こる外麦粒腫と、瞼板腺(まぶたの内側)に起こる内麦粒腫があります。症状は発赤、腫脹、痛みなどがあります。麦粒腫が繰り返す場合は膠原病が基礎疾患として隠れていることもありますので注意が必要です。
治療方法
基本的に抗生剤(内服、軟膏、点眼)処置により改善する場合が多く、腫れがひどく膿がある場合は、切開排膿で改善します。予防としては汚い手で触らないことが重要です。
治療法は、医師とのカウンセリングにより決定します。それぞれの状態に合った施術を行います。
※治療は保険診療で行っております。詳しくはお問合せください。
リスク・副作用・合併症
内出血、腫脹、再発、傷のし開(しかい;傷が開く)、大きさ、生じる部位によって眼瞼の形態変形、上眼瞼であれば重瞼ラインの変形、角膜炎、睫毛の消失、自分が想像していた結果と異なるなどが考えられます。